難波和彦: 編
みすず書房,
2015年, 319p, 193×135mm, hard
編者が東大退官後の2010年、研究室OBを中心に始まった読書会の記録。
全編担当者による問題提起的レビューと編者解説というゼミ形式で、「日常性」「複雑性」「具体性」「歴史性」「無名性」「無意識」をテーマに掲げつつ、コールハース『S,M,L,XL+』、磯崎新『建築における「日本的なもの」』、多木浩二『生きられた家』、ベンヤミン『パサージュ論』、ギブソン『生態学的視覚論』ほか12の書をモダニズム諸概念の解体・再編制にむけて読みといた一冊。
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。