西山夘三: 著
勁草書房, 1976年, 407p, 265×188mm, hard, 函
日本人のすまいがどのようなものであるかを明らかにすることを目指し、ごくありふれた様々な「すまい」が相互につながりながら全体として複雑な階層構成を持っている総合体としての「日本のすまい」を具体的に記述しようとした、西山夘三による研究の集大成である「日本のすまい」シリーズの第2巻。
本巻では、「邸宅」という表題で、上層階級の邸宅を頂点として、中流住宅、あるいは一般庶民の一戸建住宅の、主として明治以後の変化を追及する。
日本の邸宅 / 明治の大邸宅 / 中流住宅 / 住宅改良 / 新住宅 / 戦前の中流住宅
/ 同潤会の住宅 / 「国民住宅」 / 住宅復興 / 戦後の住宅革新 / 公営住宅 / 公庫住宅 / 邸宅と小住宅 / モダンリビング / 公私室型の展開 /
デザインの模索 / 建売り住宅 / プレハブ住宅 / 都市化と邸宅 / 邸宅の命運
函に多少スレ、キズ、ヤケ。
ビニールカバーに多少スレ、キズ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。