東京都庭園美術館
国際芸術文化振興会, 1999年, 204p,
288×270mm, soft
19世紀末から20世紀初頭にかけ、欧米に開花した美術運動、アール・ヌーヴォーの形成に大きな影響を与えたリバティ社によるリバティ・スタイルの全貌を紹介した展覧会の図録。
イギリスとアメリカの美術館や個人コレクションを中心に、ウィリアム・モリス、クリストファー・ドレッサー、アーチボルド・ノックスなど、リバティ社が起用したデザイナーによる家具、陶磁器、ガラス器、銀製品、ジュエリー、テキスタイルなど様々な作品を厳選し紹介。
1|リバティ・スタイルの源流と周辺:
19世紀後半、イギリス装飾美術のジャポニスムと唯美主義
2|アーサー・リバティとリバティ商会の設立:
東西の美と商業を結びつけた、あるヴィクトリア朝人の生涯
3|リバティ・スタイルの展開:
リバティを支えたデザイナーたち
4|リバティ・スタイルの転換点:
アーチボルト・ノックスとケルト・リヴァイヴァルの誕生
5|高貴なるリバティ・スタイル:
リバティのジュエリー
リバティ、ケルト・リヴァイヴァル、そしてアーチボルト・ノックス|アンソニー・ジョーンズ
リバティのジュエリー・デザイン|関昭郎
「ジャポニスム」と「唯美主義」、時代の演出者アーサー・リバティ|岡部昌幸
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ、天にシミ。
その他良好。