鹿島出版会, 2000年, 108p, 294×221mm, soft
特集 木造モダニズム 1930s-50s 素材を転換させた日本の発想
モダニズム再考のムーブメント、そして「木」という素材への回帰。
これらを包み込むテーマが、第二次大戦をはさんだ1930〜50年代の日本にあった。
資材窮乏の中、「木」でモダニズム建築をつくる。
日本人モダニストたちはここで育ち、現代建築のベースができあがった。
「日本」というアイデンティと「モダニズム」の再構築の手がかりがここにある。
収録作品:
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跣足男子カルメル会修院聖堂 今井兼次
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井上邸、新発田カトリック教会、聖ポール教会 アントニン・レーモンド
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日向別邸 ブルーノ・タウト
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聴竹居 藤井厚二
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八勝館御幸の間 堀口捨己
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前川自邸 前川國男
・ 秋の宮村役場 白井晟一
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土浦自邸 土浦亀城
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コアのあるH氏の住まい 増沢洵
ほか
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。