二川幸夫:
企画・撮影
A.D.A.EDITA
Tokyo, 1975年, 48p, 364×258mm, soft, 日英併記
アメリカの建築家
ブルース・ガフのバーベンジャー邸、プライス邸の作品集。
日本では、あまり詳しく紹介される機会も関連書籍も少なく、ちょっと奇異なデザインという印象を持つ人も多いはず。
しかし、ライトに憧れ、師と仰ぎ、大学などに行くこともなく独学で学び、12歳で設計事務所に入り、14、15歳の時には住宅の設計を行っていたという早熟・天才ぶり。
当時アメリカで最も高い、最も美しい教会の一つと評された、ガフの出世作「Boston
Avenue Methodist
Church」を発表したのが22歳。
その後、独特な建築教育により、オクラホマ大学の建築学科を当時最優秀校の1つまでに育てた。
ライトと同じく、ガフも東洋の文化、とりわけ日本の多くのものに学び、非常に日本を愛した建築家であった。
そのような背景や「建築は有機的でなければならない」とし、「形とは作るものでも、考えるものでもない。むしろ形に到達するのだ」というガフの創作姿勢を頭におき、改めて眺めると、奇異なデザインだったものが、全く違った印象となる。
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部、見返し等に多少ヤケ、シミ。
その他良好。
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販売価格 |
1,650円(税込)
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| 在庫状況 |
残り1冊 |
