河野良平: 著
白地社,
2010年, 202p, 193×135mm, hard
本書は、著者による『建築家・土浦亀城の住宅作品について
その特徴と変遷』(筑 波大学大学院芸術学研究科
2005年)をもとに、大幅な加筆修正を加えたもの。
近代日本を代表する建築家・土浦亀城の住宅について、土浦の生い立ち、経歴、設計方針・手法を踏まえてみることで、彼の設計した住宅作品の特徴を明らかにすることを目的としている。
そして、そこから得られた住宅の
特徴について考察することで、建築家・土浦亀城像を浮き彫りにし、土浦の歴史的な位置づけと再評価を行おうとするもの。
さらに土浦の作品やその周辺を通して、土浦の建築に対する合理的な思考について考察し、土浦を通して見た日本の近代建築についても再考する。
主要目次
第1章 土浦亀城とその周辺
第2章 仕事の全貌
第3章 住宅観
第4章 住宅の設計手法
第5章 住宅の特徴
第6章 清々しい思考
カバーに多少スレ、キズ。
その他良好。