H.L.C.ヤッフェ: 著、赤根和夫: 訳
朝日出版社,
1984年, 323p, 216×155mm, hard
Hans L. C. Jaffe『DE STIJL』(Thames &
Hudson)の完訳。
モンドリアンを軸に、そのグループのメンバーの諸論述を通しデ・ステイル運動の核心をほどいた一冊。
目次
序
諸論
記録
DE STIJL
1917-1918
ピート・モンドリアン 絵画における新造形主義
バート・ファン・デル・レック 建築におけるモンドリアン絵画の位置
J・J・P・アウト モニュメンタルな都市造景計画
J・J・P・アウト 芸術と機械
DE
STIJL
1918-1919
テオ・ファン・ドゥスブルグ 建物の二つの断片に関する記念碑的芸術についての覚書
ピート・モンドリアン 確定性と不確定性
テオ・ファン・ドゥスブルグ 思考—知覚—造形主義
ピート・モンドリアン 新造形主義に関する対話
テオ・ファン・ドゥスブルグ 新しい絵画を見ることについて
ヘリット・Th・リートフェルト 幼児椅子に関するノート
DE
STIJL
1919-1920
J・J・P・アウト 方向づけ
テオ・ファン・ドゥスブルグ ジョルジュ・デ・キリコの絵画とリートフェルトの椅子
DE
STIJL 1921
ハンス・リヒター 運動の芸術の原則
マニフェスト 新しい世界造形主義に向かって
DE STIJL
1922
テオ・ファン・ドゥスブルグ 様式への意志―人生、芸術
そして科学技術の再建
ピート・モンドリアン 遠い未来と今日の建築におけるネオプラスティシズムの実現
ピート・モンドリアン オランダ、国際進歩的芸術家連合のまえにデ・ステイルによって表明された報告
テオ・ファン・ドゥスブルグ 模倣芸術家たちに対して
デ・ステイル1917-1922及びその運動
DE
STIJL
1923-1925
テオ・ファン・ドゥスブルグ その物質的現実化に対する新しい美学から
ピート・モンドリアン 絵画は建築にとって二次的なものか?
テオ・ファン・ドゥスブルグ 造形的建築に向かって
ピート・モンドリアン 造形以外に公理なし
テオ・ファン・ドゥスブルグ-C・ファン・
エーステレン 総合的構造に向かって
DE STIJL
1926-1928
テオ・ファン・ドゥスブルグ 絵画―コンポジションから対コンポジションへ
テオ・ファン・ドゥスブルグ 絵画と彫刻
I・K・ボンセット 文学のセンスについて
テオ・ファン・ドゥスブルグ 絵画と彫刻
DE
STIJL 1927
(記念号)
テオ・ファン・ドゥスブルグ 総諸論
ピート・モンドリアン 造形は意味する
コルネリス・ファン・エーステレン “ステイル”の十年、技術と都市計画
フリードリッヒ・フォルデンベルゲ=ギルデヴァルト 無比の機械化
DE
STIJL 1928-1932
テオ・ファン・ドゥブルグ シュトラスブルグにおける〈オーベット〉号に関する覚書
DE STIJL
(最終号)
テオ・ファン・ドゥスブルグ エレメンタリズム
訳者あとがき
〈デ・ステイル〉バイオグラフィー
人名索引
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ、袖に折れ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ、天に少シミ。
扉に訳者署名あり。
その他良好。