Sigurd Lewerentz 1885-1975 : The Dilemma of Classicism／シーグルド・レヴェレンツ展図録

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Sigurd Lewerentz 1885-1975 : The Dilemma of Classicism／シーグルド・レヴェレンツ展図録

ARCHTECTURAL ASSOCIATION, 1989年, 88p, 345×275mm, soft

本書は1989年2月にAAスクールで開催されたスウェーデンの建築家シーグルド・レヴェレンツの展覧会カタログ。
レヴェレンツ(1885-1975)は、アスプルンドの「森の火葬場」「森の礼拝堂」へとつながっていく、ストックホルムのウッドランド共同墓地のコンペティションにおいて、アスプルンドとともに選ばれた建築家としても有名である。
本書では、代表作セント・マークス教会やセント・ペトロ教会、ストックホルム墓地のランドスケープなどの作品を写真、オリジナルスケッチ、ドローイングにて紹介する。
また、スミッソン夫妻による「The Silent Architects」などのテキストも収録。

ブックデザインも凝っており、セント・マークス教会の外壁を模したジャケットは何とイギリス製150番の荒目の耐水ペーパーが使われている。
そのデザイン、おさめられた写真にうつし出された素材の質感など、書籍としての愛おしさにあふれた満足度の高いカタログに仕上がった一冊。

表紙に多少スレ、キズ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。