メタボリズム以後: 戦後日本建築の軌跡

マイケル・フランクリン・ロス: 著、市居浩一・好川博: 共訳
日経アーキテクチュア, 1978年, 200p, 286×222mm, hard

メタボリズム以後の日本建築の流れ、またそこで様々な創作を行った建築家たちについて考察する。
古典的ともいえる透明さを見せる槇文彦の作品から黒川紀章の未来的なモジュラー・プラグイン的作品に至るまで、また磯崎新の洗練された、しかしイマジネーションをかきたてるエレガンスから渡邊洋治の「スカイビル」シリーズまでの全容が、本書では多数の写真とともに詳細に追求されている。


目次:
第1章
・ 歴史的考察
・ かつまた文化
・ 600年の孤立主義
・ 日本の建設業界大手5社
・ 現代日本建築の出現

第2章 メガストラクチャー
・ 拡大するメトロポリスのための都市構造
・ 最初のメガストラクチャーの実現
・ 黒川紀章−カプセルのまとめ
・ 公共住宅建設策におけるメタボリスト原理の採用
・ 大高正人−広島住宅計画
・ 大谷幸夫−河原町ニューコミュニティ
・ 菊竹清訓−かた設計システム
・ 丹下健三−都市建築設計研究所による新都市構成法の探求

第3章 アーキテクノロジー
・ 建築と科学技術の新統合
・ 閉鎖方式対開放方式
・ 開放方式
・ 黒川紀章−カプセルと混合方式
・ 中島龍彦と都市科学研究所
・ テクノ美学−テクノロジーの顔
・ 大衆建築−ブルジョワジー日本の工業生産化

第4章 形と空間
・ いくつかの解釈
・ 横山公男−宗教的秩序への献身
・ 槇文彦−物理的、文化的文脈主義
・ 磯崎新−意識的なマンネリスト
・ 竹山実−北国の急進派
・ 岡田新一−大手5社の子

第5章
・ 幻想対現実
・ 電光グラフィック都市
・ コンピューター都市
・ 空気膨張都市
・ 水上都市
・ 可動都市と速成都市


カバーにスレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ、シミ、ヨゴレ。
その他良好。

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