新建築社,
1992年, 224p, 297×227mm, soft
妹島和世、中尾寛、鈴木了二、隈研吾、岸和郎など、90年代には、まだ若手とされた11人(組)の建築家たちに迫る特集号。
現在ではそれぞれ第一線で活躍する建築家たちであるが、その現在との比較という意味でも興味深い1冊。
各建築家とも、それぞれ当時の作品を収録するとともに、エッセイも収録した充実の一冊。
高橋晶子+高橋寛|建築形態をめぐって
作品:高知県立坂本龍馬記念館
妹島和世|最近のプロジェクトについて
作品:那須野が原ハーモニーホール設計競技案/N-House/パチンコパーラー
中尾寛|窪みを空けることについて
作品:写真家のための椅子・coups
de sonde/週末住宅
[暗箱と鳥籠]
竹山聖|強度をもつ未完結な形象の干渉体
作品:テラッツア/天国への階段
村上徹|より透明な空間へ 内・外を裏返した田の字型住居
作品:岡山福富の家/阿品の家/中山の家/坂町のアトリエ/己斐の家
鈴木了二|<空隙都市>東京
作品:日仏文化会館コンペ案/耕雲寺
物質試行33/大津町第二庁舎・町民交流施設
隈研吾|二項対立を超えて
作品:M2/大島展望台
木村博昭|モダニズム+不確定性
作品:時の迷宮/目神山
TH邸
岸和郎|建築の近代をめぐって
作品:日本橋の家/Sオフィス・プロジェクト/I山荘
宮崎浩|「場」とデザイン
作品:アルテムカーサ/メディックス/ジャパンショップ
'92荒川技研工業、傳来工房/Kホテルプロジェクト
小林克弘|形態の力
作品:臨海副都心清掃工場(仮称)基本デザイン/高島平の集合住宅/Nプロジェクト/新潟港トンネル立坑基本デザイン/Sプロジェクト(横浜アーバンリング展)
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。