マーク・ジルアード: 著、森静子・ヒューズ: 訳
住まいの図書館出版局,
1989年, 264p/300p, 178×117mm, hard
英国各地の田舎に建つ邸館は、生活様式の変遷そのものの記録であり、そこでの習慣や作法は、庶民の生活に、やがては世界中に浸透していった。
本書は、カントリー・ハウスの意味を中世から20世紀にかけて詳細に解明した研究書。
目次・構成:
(上巻)
日本語版へのメッセージ
序
第1章 権力の館
第2章
中世貴族の世帯
第3章 中世の館
第4章 エリザベス朝、ジェームズ朝時代の館
第5章 古典様式の館
1630-1720年
栞/026
「モリスが借りたケルムスコットの家」長谷川堯(建築評論家)
「カントリー・ハウスの紋章」森護(西洋紋章学英国王室史)
「カントリー・ハウスの部屋--その働き、名称(一)」星和彦(英国近世建築史)
(下巻)
第6章
幕間一・趣味人と美術愛好家
第7章 社交の館・1720-70年
第8章 くだけてきた館・1770-1830年
第9章
幕間二・カントリー・ハウスにおける初期の科学設備
第10章 道徳の館・1830-1900年
第11章
小春日和・1900-40年
訳者あとがき
原註
図版出典
主要人名・建物索引
栞/
027
「うたかたの饗宴」加藤恭子(上智大学講師)
「設備と住宅」松原斎樹(京都府立大学助教授
住居環境学)
「カントリー・ハウスの部屋--その働き、名称(二)」星和彦( 英国近世建築史)
カバーにスレ、キズ、ヤケ、シミ。
小口天地にヤケ、経年の点状シミ。
栞欠。