岸和郎・植田実: 監修
住まいの図書館出版局,
1997年, 270p, 180×117mm, hard
ケース・スタディ・ハウスは「アーツ&アーキテクチュア」という、カリフォルニアをベースにした雑誌によって展開された提案住宅である。
有名なイームズの自邸をはじめ、ミース的色合いの強いエルウッド、コーニッグらの鉄とガラスを多用した住宅は、その後のロスの建築に大きな影響を与えた。
モダニズムの遺産としてのこのプログラムの全体像をまとめて紹介する。
目次:
第1部
1 ロサンジェルス建築界の歴史と遺産
2 明快さ、誠実さ、統一性あるいはウィット
第2部
3 ロサンジェルス・モダニズムの系譜
4 ケース・スタディ・ハウスのねらいと実際
5 ケース・スタディ・ハウス全リスト
6 特殊解としてのプロトタイプ
第3部
7 住み手を訪ねて(ルポ)
植田実
8 回顧と現在(インタビュー)
9 ケース・スタディ・ハウスの功績
あとがき
岸和郎
図版出典・初出一覧
栞/「日本におけるケース・スタディ・ハウス」渡辺曙×植田実
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。