彰国社, 1998年, Vol.1:174p,
Vol.2:198p, 305×230mm, soft
特集 アルヴァー・アールト
1998年9・10月号にて組まれた充実のアアルト特集号。
本特集のため主要作品は全て撮り下ろされている。アルヴァー・アアルト主要作品50撰も紹介。
同時代における他のモダニストとの影響関係等、アールトの歴史的な位置を改めて捉え直すとともに、彼の建築空間の本質−その特異な空間体験を可能たらしめているもの−へと、さまざまな視点から迫った特集号。
Vol.1:
作品
・ マイレア邸
・ パイミオのサナトリウム
・
セイナッツァロの役場
・ アールトの夏の家(コエ・タロ)
・ アトリエ・アールト
・ クルトゥーリ・タロ(文化の家)
解説 アルヴァー・アールト主要作品50撰
Part1 伊藤大介
アールト自邸/レストラン・サヴォイのインテリア/カンサン・エラケライトス(国民年金局)/ラウタ・タロ/クルトゥーリ・タロ(文化の家)/アトリエ・アールト/ヘルシンキ都市センター計画/エンソ・グートツァイト本社/アカデミア書店/フィンランディア・ホール/オタニエミ工科大学(ヘルシンキ工科大学)キャンパス/オタニエミ工科大学本館/コッコネン邸/スニラのパルプ工場/スニラの工場管理者および労働者用住宅/ラハティの教会/ヴオクセンニスカの教会/ユヴァスキュラの労働者会館/ユヴァスキュラ大学/中央フィンランド博物館/ユヴァスキュラの行政・文化センター計画/アルヴァー・アールト美術館/セイナッツァロ(サユナットサロ)の役場/アールトの夏の家(コエ・タロ)/ムーラメの教会
対談
・ アールトから読み直すモダニズムの建築・都市/岡部憲明×八束はじめ
・
現在の設計からとらえ直すアールト建築の可能性/塚本由晴×米田明
連載
・ アルヴァー・アールト―幸福の建築家 第1回/八束はじめ
Vol.2:
カンサン・エラケライトス/ヴオクセンニスカの教会/オタニエミ工科大学本館/オタニエミ工科大学図書館/フィンランディア・ホール/セイナヨキの市庁舎/セイナヨキの教会と教区センター/セイナヨキの図書館/ロヴァニエミの図書館/ラッピア・タロ/ロヴァニエミの市庁舎
連載:
・ アルヴァー・アールト―幸福の建築家 第2回|八束はじめ
論考:
・ アールト/モホリ=ナギ/ギーディオン|米田明
・ 小国民の建築―アルヴァー・アールトの《小さな人間》|田中純
・
アールトの家具の誕生―森からの贈りもの|石上申八郎
・ 「夏の家」で会ったアールト|三上祐三
・ 心象風景のなかの実験|三宅理一
・
住居の地勢学:マイレア邸論|後藤武
・ フィンランド建築に見る日本|ユニハ・パラスマー
・
アールト設計の規格化住宅「AAシステム」|松本淳
・ ホールとアールトを紡ぐもの|田中友章
・
アールトとポルトガル―もうひとつの近代の解釈|戸室太一
・ アルヴァー・アールト主要作品50撰 Part II
・ アルヴァー・アールト略年譜[ 1898-1976 ]
両号とも表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。