黒沢隆: 著
住まいの図書館出版局,
1997年, 231p, 180×117mm, hard
「共稼ぎ夫婦」「家族の崩壊」等、時代背景が生んだキーワードから多くの難題を住宅に取り込み、「個室群住居」を提言してきた建築家
黒沢隆の30年にわたる住宅設計と、思索の過程を再考するとともに、次代におけるその可能性をも検証する実践的な建築論集。
主要目次
I.
個室群住居とは何か
・ 正系の挫折
・ レキシコン 個室群住居の基礎知識
II. 祖形の家族
・
生物社会における「群れ」
・ 進化の段階と社会型
・ 人間社会の基本構造
II. 個人・家族・コミュニティ
・ 個室の計画学
10年の歩み
・ 「せいびグリーンビレッジ」の経験
・ ワンルーム 6坪から10坪へ
IV. 「部屋」の概念
・
主婦の碑
・ 子供達の鍵
・ 不倫の誉
・ キャリアの意地
・ 形のない現実
・ 予備室と住まうことの恣意
・
家長の消長
主要著者リスト
栞/「個室群住居が教えてくれたもの」花田佳明
カバーに多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ、少シミ。
その他良好。