吉村順三建築図集 全7巻+別巻補遺

吉村順三設計事務所: 著
同朋舎出版, 1990年, 420×302mm, soft/秩

建築家 吉村順三の主要作品16題の設計図面を大判判型にて集成したもの。
手書き図面集(全7巻)、別巻補遺、作品写真(カラー・モノクロ全112葉)からなる大著。
各巻とも手書きによる一般図、詳細図が美しい印刷で収録されている。
平・立・断、矩計、展開、各種伏図、建具キープラン、建具表、平詳、断詳、各部詳細図、サイン計画、家具詳細など貴重な図面を収録。
また、各巻には掲載作品の写真も美しい印刷で16葉づつ納められている。
まさに住む人の心を一本の線に凝縮した吉村順三の真髄をかたる建築図面集。


構成内容
1巻 住宅 下総中山 画家の家、軽井沢 森の家(軽井沢山荘)、宇治 御蔵山の家
2巻 住宅 ウェストチェスターの家、伊豆多賀の家、鎌倉山の家 茶室
3巻 住宅 高松郊外の家、南山の家、インターボイス保養所
4巻 住宅 神慈秀明会祭事棟、八ヶ岳の家
5巻 一般建築 愛知県立芸術大学 全体計画、講義室棟、奏楽堂
6巻 一般建築 大正屋、ホテルジャパン下田
7巻 一般建築 茨城県近代美術館、八ヶ岳高原音楽堂


別巻補遺
第1部
昭和宮殿基本設計の図面。
吉村事務所に保存されていた青図集の複写。
図中に吉村自身の検討スケッチもある。

第2部
「内側からのスタディ」と題し、宇治御蔵山の家の設計プロセスを収録。
設計の各段階でどういうことが検討されたかが具体的にわかる貴重な資料。

第3部
折りたためる椅子あるいは仕舞える椅子と呼ばれる一連の椅子の設計過程で描かれたスケッチを収録。
当スケッチは建築家 中村好文から提供されており、1978年の仕舞える椅子から1988年の八ヶ岳音楽堂のたためる椅子に至る、吉村と中村の打ち合わせの記録でもある。


クロス装帙、別巻補遺表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
各図面集小口天地に多少のヤケ、ヨゴレ。使用感自体は少なく良好。
各写真シート一部に経年のヤケ、シミ。
その他良好。
販売価格 0円(税込)
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