エー・アンド・ユー,
2007年, 151p, 220×220mm, soft, 日英併記
日本の伝統工芸である手漉き和紙の文化・技術を後世に継承していくため、その新たな可能性を探るべく「建築空間における和紙」をテーマに活動している和紙ディレクター、堀木エリ子の作品集。
福井の工房でその伝統的手法を学んだ上で、自らデザインした和紙を工房にて漉き上げている。
独創性にあふれるアイディアから生み出される彼女の和紙でデザインされた空間は、光の移ろいとともにその表情を様々に変化させる。
主要目次
第1章 空間の演出、気配の創出
リスン 青山店/雪月花 東京
/いかや銀兵衛 /ラファエル・アマルゴ 「ドン・キホーテ」 /柔らかなスクリーン展 /ヨーヨー・マ 「シルクロード」
/Disney+WA-Qu展
第2章 伝統技術の昇華
大型和紙の制作現場
レポート:和紙を芸術の域に高めていくプロセス−福井の工房にて 千葉望
第3章 和紙に宿る精神
東京ミッドタウン/JA共済幕張研修センター/カノビアーノ東京/チャペル/そごう心斎橋本店
第4章 自然界の形象
花紫 レストラン/善き牧者愛徳の聖母修道会本部修道院/細見美術館カフェ・キューブ/とちぎ健康の森/和紙と光のアート展/雪月花 京都/TOHOシネマズ二条 プレミア・ラウンジ
第5章 和を意識し、和を超える
ザ・ペニンシュラ東京 スパ/上野原縄文の森展示館/奥阿賀ふるさと館/千代田区庁舎/鎌倉 宗達/御室 さのわ
表紙に多少スレ、キズ、ヤケ。
小口天地、ページ周縁部多少ヤケ。
その他良好。